A 『私立大学学生生活白書2011』を見てみましょう。これは、日本私立大学連盟が2010年に122大学を対象として行い、7,117人(回収率69.3%)から回答を得た第13回学生生活実態調査の報告書です。これによると、参加が多い活動の上位3位は次の通りです。

(1) 体育会活動    28.0%
(2) 文化・芸術活動27.0%
(3) スポーツ・レクリエーション活動18.2%

体育会活動が最も多く約3割で、スポーツ・レクリエーション活動が約2割であるので、合わせると約5割となります。スポーツが学生活動において大きな比重を占めていることがわかります。

同調査では「大学には行って良かった点」について、課外活動参加者と全体との比較をしています。課外活動参加者が全体を上回っているのは以下の2点です。

①趣味やスポーツ等によって生活を楽しめること
②他人と協力して何かを達成できたこと