A 飲酒が原因で死亡した大学生は、明らかになっているだけで2001年から2016年の間に33名に上ります。飲酒による事故を未然に防ぐために約8割の大学が学内の飲酒を禁止したり、何らかの制限を加えています。サッポロビールは大学に講師を派遣し、大学生向けに「適正飲酒啓発セミナー」を開催しています。また、イッキ飲み防止連絡協議会は毎年イッキ飲み・アルハラ防止キャンペーンを実施し、ポスター、チラシ、防止グッズなどを通してイッキ飲みの危険・防止を訴えています。

以下に大学生の飲酒に関する資料を記載します。

  1. サッポロビール:大学生向け「適正飲酒」の講義案内(2015年度版)
    http://www.sapporobeer.jp/news_release/0000021153/index.html
  2. ASK 特定非営利活動法人アスク(アルコール薬物問題全国市民協会)コンテンツ「イッキ飲み・アルハラ防止」
    大学の「学生の飲酒事故防止対策に関する取り組み」の分析(2013年調査結果)
    http://www.ask.or.jp/ikkialhara_prevention.html
  3. 眞崎睦子(2013)「なぜ大学生の飲酒事故はなくならないのか:日本の大学における「静かな強要」と飲酒関連問題対策」メディア・コミュニケーション研究,65: 47-60
    http://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/53595/1/04_masaki.pdf
  4. 吉本尚・村上克介 ・竹村洋典(2013)「害の少ない飲酒と危険な飲酒~共通教育「医学概論」における、大学生のアルコールの害を減らすための授業に関する実践報告と考察、提言~」大学教育研究 三重大学授業研究交流誌,第21号:55-62
    http://miuse.mie-u.ac.jp/bitstream/10076/13291/1/75C16558.pdf